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Mind The Gap

「Mind the gap(車両とホームの隙間にご注意ください)」」というアナウンスはロンドンの地下鉄で最もよく聞くアナウンスです。
最近ではデジタル化された音声になったものの、かつてロンドン地下鉄の駅では、肉声による「Mind the Gap」というアナウンスが流れていました。
Embankment駅のNorthern Lineの北行きプラットフォームではデジタル化が遅れ、2012年の11月まで1950年代後半に録音された音声が使われていました。


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Embankment駅で使われていたアナウンスは、俳優の故Oswald Laurence(オズワルド・ローレンス)さんの声を録音したものでした。
長い闘病生活の後、ローレンスさんは2007年にお亡くなりになりましたが、亡くなったローレンスさんの奥さんは彼を思い出して淋しくなると亡くなった彼の声を聞くためだけにEmbankment駅まで行き、プラットフォームのベンチに腰掛け、何度も電車をやり過ごし、ローレンスさんの声を聞いていたのだそう。



2012年11月にアナウンスがデジタル録音に完全移行した後、アナウンスが聞かれなくなたことを悲しむ奥さんからローレンスさんのアナウンスを録音した音声を譲ってほしいとい書かれた手紙を受け取ったロンドン交通局の職員は奥さんの願いを快諾しただけでなく、ローレンスさんの声が同駅のNorthern Lineの北行きプラットフォームでのみではあるものの、再び使用されることになったのだそう。



今日エンバンクメントの駅に行って久しぶりにローレンスさんの声を聞き、この話をブログに書きたくなりました。







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theme : 人生を豊かに生きる
genre : 心と身体

どうして犬の寿命は人間の寿命より短いのか?

今日8月2日はペチャの命日。
友達「ぺチャ」がいなくなって9年が経ちました。
ずいぶん前に友達がFacebook 経由で送ってくれたお話でとても心に残った話があったのでペチャの命日に載せようと思います。


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獣医である私は、ある日「ベルカー」という名前の10歳のアイリッシュ.ウルフハウンド犬の往診を頼まれました。
オーナーであるロン、その妻のリサ、そして彼らの息子のシェーンはベルカーをとても愛していたので、奇跡を願いました。
ベルカーはガンに侵されていました。
私がベルカーにしてあげられることはもはや何もなく、ベルカーを家で安楽死させることを家族に提案しました。



ロンとリサは、6歳のシェーンにとってベルカーの死を見守ることは大事なことだと判断しました。
シェーンがそこから何かを学ぶだろうと考えました。



翌日彼らがベルカ―を囲んでいるのを見たとき、いつもの喉に込み上げるような悲しさを感じました。
シェーンはとても落ち着いており、ベルカ―を撫でながら最後のお別れをしていたので、私はシェーンにはこの状況がわかっていないのではないかと疑問に思いました。
数分してベルカ―は静かに息を引き取りました。
この小さな子供はベルカ―の死を困難や混乱なく受け止めたようにみえました。



私たちはベルカ―が息を引き取った後もしばらくその場に残って動物の命はどうして人間の命より短いのだろうなどと話をしていました。
その時、静かに私たちの会話を聞いていたシェーンが「僕はどうしてか知っているよ。」と言ったので私たちは驚いてシェーンの方に振り向きました。
それに続いたシェーンの言葉に私は驚愕しました。

かつて、これほどまでに心を癒してくれる答えを聞いたことがなかったからです。



「人間は良い生き方をすることを学ぶために生まれてくるんだよね。いつも皆を愛して、皆にやさしくすること。そうでしょう?」 
「犬はもうすでにそれを知っているんだ。だからそんなに長く生きなくてもいいんだよ。」



ごく平凡な普通の人たちが人生のある局面で当たり前のようにみせる人としての強さをずいぶんとたくさん見てきたように思います。
何度も自分に言い聞かせてきたように、この日はペチャがいなくなってしまったことをただ悲んだり、悔やむのではなくて
「生きていく、ということはそんなに捨てたものじゃないよ」って改めて大切に思う日にしたいなと思います。



今年もたくさんの人がぺチャのお墓参りにいってくれていたら、と思う。
あれでけっこう淋しがりやなところがあった人だから。



毎年このブログに書いているけれど、ブログに書くことで、たとえ一瞬だったとしても今年も「ぺチャ」が命日にいろんな人の心のどこかで生きることができたら、と思います。





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theme : 生きること
genre : 心と身体

お気に入りのジュエリーボックス☆

ヴィンテージマーケットに行くたびにいつも探していたジュエリーボックスがみつかりました。
欲しいなぁと思って探していたのとイメージがぴったり。
パートナーダンちゃんのママから譲り受けました☆



この間一緒にマーケット巡りをしたときに、バレリーナが中でオルゴールの音色に合わせて踊るようなジュエリーボックスを探してると言っていたのを覚えてくれていて、私が昔使っていたジュエリーボックスだけど、と持ってきてくれたものがこれ。
北欧で作られたものみたい。


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近くでみるとこんな感じ。


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ダンちゃんのおばあちゃんがママに買ってくれたものだというので受け取れないと断ったのですが、ずっと物置きにあるより気に入ってくれた誰かが大切に使ってくれた方が幸せだから、とプレゼントしてくれました。
しかもせっかくのジュエリーボックスだからね、ときれいな石のついた素敵なネックレスをジュエリーボックスの中に入れてくれました。



オルゴールは 「Somewhere My Love」 のメロディー。
ダンちゃんのママの優しさに泣きそうになってダンちゃんのママの方を見たらウインクしてくれた。

うちの日本のママといい、ダンちゃんのママといい、ああいう粋で底なしに優しくて素敵な人に私もいつかなりたい。






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theme : ありがとう
genre : 心と身体

Highgate Cemetery 東区

こちらはHighgate Cemetery 東区。
東区にはカール・マルクスをはじめ、数々の亡命者や活動家、作家、芸術家が眠っています。
西区に比べてもっとオープンな感じで、入り口でもらう地図を片手にどんな人のお墓があるのかをガイドなしで自由に散策することができます。



こういう十字をたくさんみかけましたが、ケルト式の十字なのだそう。
この十字はキリスト教的な十字の意味に加え、十字の横線は地上世界への導線、縦線は霊性的世界への導線、円形は 永遠の神の愛や、尽きる事ない力を示しているのだそうです。


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こういうドルみたいなマークはラテン語で 「Iesus Hominum Salvator (救いの人イエス)= Holy Name of Jesus」 の頭文字 I H S を略称としてとったものを重ねたシンボルなのだそう。


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これは小説家 George Eliot のお墓


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これは作曲家マーラーの娘で彫刻家の Anna Mahler のお墓。

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生前は音楽家だったのでしょうか、墓石がピアノになっているお墓もありました。


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これは伝説的パンク・ロックバンド、セックス・ピストルズ)の生みの親で、その洞察 力とコンセプチュアルな作品で音楽シーンを大きく動かしたミュージシャン兼ファッション・ デザイナー Malcolm McLaren のお墓。


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これはテレビプレゼンターとして活躍した Jeremy Beadle のお墓。


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これは大胆でシンプルな色使いと構図のポップアートキャンバスで人気のあるアーティストPatrick Caulfieldのお墓。


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そしてこれはHighgate Cemetery 東区のハイライト的存在になっている、イギリスを中心に活動した哲学者、思想家、経済学者、革命家 Karl Marx のお墓。
包括的な世界観および革命思想として科学的社会主義、いわゆるマルクス主義を打ちたて、資本主義の高度な発展により共産主義社会が到来する必然性を説いたことで有名ですが、彼は生涯をひどい貧困の中で過ごし、生前はあまり有名ではなかったそうです。
しかしロンドンでの彼の運動と著作はその後の世界の社会主義運動に大きな影響を与えました。



マルクスの死後、友人のエンゲルスらによって敷地内の無宗教墓区域にある彼の奥さんの眠る質素な墓に葬られましたが、た、1954年に現在の場所に移されたのだそう。
墓石には「万国の労働者よ、団結せよ」という彼の最も有名な言葉と「フォイエルバッハに関するテーゼ」から取った「哲学者たちはこれまで世界をさまざまに解釈してきただけである。問題は世界を変革することである」という言葉が刻まれています。


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いろいろ個性的なお墓があり、そのどれもが素敵でしたが、中でも東地区の入り口近くにあった「This is it(これで終わりだ)」と墓石に刻まれているお墓が個人的になかなか粋だなぁと思いました。





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theme : イギリス生活
genre : 海外情報

Highgate Cemetery 西区

お天気のよかった週末に Highgate Cemetery へ行って来ました。
道路を隔てて西区と東区にわかれますが、西区へはガイド付きのツアーでしか入れないようになっています。
土日は30分ごとにツアーが催行されており、所要時間は80分ほどで料金はひとり12ポンド。
この12ポンドには東区の入場料も含まれています。



写真は東区からみた西区の門です。
写真が多いので西区と東区にわけてブログに載せようと思います。


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私たちが訪れた時はナイジェルさんという上品な初老のボランティアの男性がガイドを務めてくれました。
参加者は15人くらいいました。
納骨堂(The Terrace Catacombs)での写真撮影は禁止されていますが、その他の場所では自由に写真撮影ができます。
また、死者を貶めるような形でなければブログやフェイスブックなどへ写真を載せることも可とのことでした。


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これはエジプト街(the Egyptian Avenue)


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これはレバノン回廊(the Circle of Lebanon)
回廊の上に大きなレバノン杉が生えていました。(写真を撮ればよかった!)
盆栽みたいでしょう?というガイドさんの表現が的確で面白かったです。


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納骨堂(The Terrace Catacombs)はこれまで他のヨーロッパの国でみたような骨という骨を使ったもっとデザイン色の強いものをイメージしていましたが、ここでは棺のようなものが並べられているだけでした。



これは毒殺された、アレクサンダー・リトヴィネンコ氏のお墓。
墓石に大きく「サーシャ」と名前が刻まれていました。
ロシアの反体制活動家や元KGBだと世界的に知られてはいますが、最愛の家族や友達にとっては「サーシャ」なんだなぁと切なくなりました。
 

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これはヴィクトリア時代に人気を博したベアナックル(素手ボクシング)の格闘家トム・セイヤーズ氏のお墓。
39歳の若さで亡くなったものの、めっぽう強く、負け知らずで懸賞金をかけた試合が違法だった時代にありながら多くの人に愛され、葬儀の日に棺が彼の家のあったカムデンからハイゲートに向かう際には、10万人ものファンが沿道に集まり彼の最後を見送ったといわれています。
喪主務めた彼の忠犬「ライオン」は今もトム・セイヤーズ氏のお墓で主を見守り続けています。


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オベリスク型の墓石も時折見かけました。
19世紀前半頃の、エジプト・リバイバルの時期のものだそう。



墓石につたをあしらったモチーフもよくみかけましたが、 つたは 常緑であるため、霊魂の不滅や永遠の生の象徴なのだそう。
壷に布が被せられているデザインのお墓もたくさんありました。
「Ashes to ashes, dust to dust」(灰は灰に, ちりはちりに)という 英国教会の葬儀祈祷の一節に由来しているのだそう。
被せられている布は、「生と死を隔てる帳」の象徴なのだそう。



こういう風に上にのびていくはずの柱が途中でなってしまっているデザインは子供のお墓だというガイドさんの説明を聞き、胸が痛みました。


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このお墓は幼児のもの。
ひとりで眠るのはあまりにもかわいそうだから、という親御さんの気持ちで天使が墓石に横たわり、添い寝をしているようなデザインになったのだそうです。


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こういう風に握手をしているのは「来世でまた会いましょう」という意味なのだそう。


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墓地全体がうっそうとした樹木の茂る森のようで、墓石には木の根やつたがからまりm悲しげな天使の像がたっていたりしますが 「お墓だからこわい」 という感じはなくて、とても静穏でピースフルな場所で厳かな気持ちになりました。






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theme : イギリス生活
genre : 海外情報

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プロフィール

swallowtail*

Author:swallowtail*
        

ご訪問ありがとうございます。

2000年からロンドン在住です。
(メキシコに住んでいた時期もありましたが)
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