スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

The house of dreams

先週末はずっと行ってみたかったStephen Wrightというアーティストの「The house of dreams museum」へ行って来ました。
East Dulwichの「Blue mountain」というカフェに行ってから気になっていたアーティスト。



East Dulwichの静かな住宅地にあるこの博物館はStephen Wright氏の自宅だった場所。
もともと文房具やテキスタイルのデザイナーをしていましたが、社会常識の枠にはまら ない独自の思想で活躍するアーティストに刺激を受け、自分もずっと残る何か実体のあるものが作りたいと、ウエストエンドのショーでコスチュームデザイナーとして働いていたパートナーのDonald Jones氏と「The house of dreams」の製作を始めました。



しかし、プロジェクトプロジェクトをはじめから2年後にDonald Jonesさんががんで亡くなってしまいます。
悪い事は重なってしまうもので、その次の年にはStephen Wright氏のご両親が亡くなってしまいました。
愛する人たちを相次いで亡くし、プロジェクトを続けていくべきかわからなくなったり、迷ったり、辛くて家にいられなかった時間を乗り越えて自分が安心できる場所を作るためにプロジェクトを再開。
2006年に新しいパートナーMichael Vaughan氏と出会ったことも製作を続けていく後押しになったのだそう。



訪問に当たってStephen Wright氏のご本人と何度かメールのやりとりをさせてもらったのですが、応対がきめ細やかで丁寧でチャーミングなとっても優しい人柄の方。
「The house of dreams」を訪れた人ひとりひとりに対して親しみを込めて接しているところが素敵でした。
もっとエキセントリックな人を想像していたのでいい意味でびっくりしました。



「The house of dreams」の中はもっとびっくりしました。
入り口のところはこんな感じ。


      1-IMG_0476.jpg

      1-IMG_0500-001.jpg



牛乳のボトルのふた、壊れた人形、ビーズのネックレス、クリスマスクラッカーのおまけ、入れば、ペンのふた、陶磁器、ブリーチの容器、めがね、おもちゃなどが壁のいたるところにモザイクのように貼り付けられていていました。


  1-IMG_0509-001.jpg

       1-IMG_0499.jpg

       1-IMG_0513.jpg

       1-IMG_0516.jpg



近くでみるとこんな感じ。


       1-IMG_0503.jpg



外観を上回るカラフルでパワフルだった中の様子は写真撮影が禁止されていたのでお見せする事ができないのが残念。



2階では「The house of dreams」の製作に関するドキュメンタリー映画を鑑賞しました。
奇抜さの中に隠れた、たくさんの想いが伝わって、こんな風に自分の子供のころの思い出や愛する人たちとの思い出を形にした人がいることにちょっとうらやましくなりました。



Stephen Wright氏のご近所さんや友人の中には愛する人たちが生前愛用していたものを「The house of dreams」の一部として保存して欲しいという人たちも少なくないのだそう。
ここだったらきっと寂しくなさそう。



Stephen Wright氏が管理できなくなった後この家はNational Trustに寄贈されることになっているのだそうです。





にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

ランキングに参加してます。 (ここ) をクリックしてもらえたら嬉しいです☆


                     Triangular-Colour-Pencils-1_2_6[1]     

スポンサーサイト

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

Cinema Museum

9月19日・20日はオープンハウス・ウィークエンドでした。
オープンハウス・ウィークエンドというのは公共施設や個人の邸宅など歴史的建造物や現代建築を問わずデザインクオリティーの高い建造物の無料で一般公開がされる週末のことです。
普段は一般公開されていない建物をみることができる機会でもあり、毎年楽しみにしているイベントです。



見学できる場所が700箇所以上あるのでどこに行こうか迷いましたが、ダンちゃんが昔映画館好きなので 「Cinema Museum」 に行ってきました。


    1-IMG_4989_20151002045658abe.jpg



「Cinema Museum」 は Ronald Grant氏 と Martin Humphries氏 のプライベートコレクションを集めて設立された小さな博物館。
1986 の設立当初は Brixton にある Raleigh Hall にありましたが、1998年に現在の場所に移ってきたのだそう。



現在使われている建物は救貧院として使われていた建物の一部。
救貧院というのはかつて公的に運営されていた、要支援の状態にある人々を支援し、住居を提供する施設のことで世界の三大喜劇王として知られるチャーリー・チャップリンもここで母親と暮らしていた時期があったのだそう。


        1-IMG_5013_2015100204565461e.jpg

        1-IMG_5016_20151002045654143.jpg



チャーリー・チャップリンの、ユーモアの陰に鋭い社会諷刺、下町に生きる庶民の哀愁や怒り、涙までも描かれる作風はこの救貧院での自身の体験からヒントを得たものが少なくないといわれています。
そういったこともあってか、チャーリー・チャップリン関係のコレクションがたくさんありました。


        1-IMG_4990_20151002045657f70.jpg

        1-IMG_5017_20151002050131085.jpg

        1-IMG_4991_20151002045657fb4.jpg



映画館のユニフォームを着たこのボランティアの人がいろいろ話をしてくれましたが、博物館の建物やチャップリンの話ばかりが延々と長くつづき、最初は20人くらいいた参加者がどんどん途中で帰っていってしまいました。
私たちは最後までいたのですが、この博物館を訪れた最大の目的である博物館が所有するコレクションについては全く話が出ず、がっかりでした。


        1-IMG_4981.jpg



1階には20人くらいを収容できる小さなシアターがあり(ここがとても素敵でした)、二階にはその3倍くらいの大きさのシアターがありました。



ミュージアム館内のあちこちにに映画館の椅子、館内の表示サイン、看板、制服、ポスター、カメラのレンズ、プロジェクター、古い映画の切符、サントラLPなど古きよき時代のレトロなものがあちこちにたくさん展示されていました。


    1-IMG_4997_20151002045655569.jpg



映画関連のイベントが時々開催されているそうです。



コレクションはわりと素晴らしいものがあったのに、ガイディングの仕方を含め、展示の仕方だとか全てがひとりよがりでいまいち訪れる人の関心を惹かず、なんとなく時代から取り残されてしまった感が否めませんでした。

ちょっと辛口ですが、イギリス全体の博物館のレベルの高さもあって、「愛される博物館」と「忘れらていく博物館」の決定的な差をみたような気がしました。





にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

ランキングに参加してます。 (ここ) をクリックしてもらえたら嬉しいです☆


             cfvbhnjm.jpg 

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

Birmingham Museum Collections Centre

週末はまたまたバーミンガムへ。
私たちが行ったときはオープンハウスウィークエンドだったので(ロンドンはバーミンガムより1週間後の今週末 )「Birmingham Museum Collections Centre」 という Birmingham Museum に展示しきれないものたちを収納しているウェアハウスの一般公開に行ってきました。



通常は毎月最後の金曜日の午後の限られた時間(予約制)とオープンハウスウィークエンドの日しか開いていないので毎日開いている博物館よりも実はずっと貴重な場所なのかも。



まず最初にみたのは小さな展示品の部屋。
動物の剥製や燭台、古いブリキ製のおもちゃ、エジプトの装飾品(なぜにバーミンガムへ?)、オルゴール、カメラなどこまごましたものがジャンルごとにわけられて鍵のかかった棚に入れられていました。


       1-IMG_4920.jpg



そしてこちらは大きな展示品の部屋。
天井まで棚が所狭しと並んでいて IKEA みたい。


       1-IMG_4923_20150918055603d51.jpg

       1-IMG_4926_20150918055602038.jpg

       1-IMG_4927.jpg

       1-IMG_4980.jpg



博物館ではないので置かれているものに対する詳しい説明書きはありませんが、船首像からジュークボックス、彫刻、蒸気機関車、ロッキングホース、ヴィンテージカー、ネオンサイン、産業用の機械までさまざまなものが無造作に置いてあって、博物館に行くときよりももっとずっと気軽なかんじで自分の好きなように所蔵品の間を歩くことができたのがとても楽しかったです。
こういう場所がすごく好きです。


    1-IMG_4933.jpg

    1-IMG_4936.jpg

    1-IMG_4941_20150918055755092.jpg

    12019820_10153318822084160_3989286223319609902_n.jpg

    1-IMG_4945.jpg



 


スタッフの人たちに所蔵品の中からそれぞれの個人的なお気に入りを教えてもらったりしたのも面白かったです。




にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

ランキングに参加してます。 (ここ) をクリックしてもらえたら嬉しいです☆


                        images[4] (2)   

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

マグナ・カルタ‏

「法の上に立つ者は存在しない」という理念を生み出し、英憲法の基礎となったマグナ・カルタ(大憲章)の発布800周年を記念してブリティッシュライブラリーでエキシビションが開かれているというので行ってきました。



マグナ・カルタに関するものとしては史上最大規模となるこの展示では、全部で4点しか現存しない1215年発行のマグナ・カルタの原本2点に加えて、第3代米国大統領のジェファーソンが手書きで記した独立宣言文書なども公開されています。


    L_ISBN_9780712357630.jpg


チケット制ではありますが、土日は混んでゆっくり見られないかなと思ったので遅くまで開いている火曜日の夜にしましたが、思ったより人がいて、ぞろぞろとショーケースに沿って列を作る感じで見学をしました。
展示物が展示物なので仕方がないとは思いますが、後ろに列をつくっている人達が気になってゆっくり、じっくりみることができなかったのが少し残念。



ジョン王の時代のイングランドはフランスの北部、ノルマンディー地方も領地にしており、フランスとの戦争に明け暮れていました。
その膨大な戦費を負わされて苦境に陥った貴族(バロン)が後のフランス王ルイ8世を味方につけて臣民とともに反逆、退位を迫られたジョン王が、王の権限を制限することを承諾する文書を国王自身が認めることで事態の収拾をはかろうと制定されたものがマグナカルタの基礎になっています。



しかしこの仲介策は王、貴族側のどちらからも守られることなく、ジョン王を支持していたローマ教皇イノケンテウス3世の勅令によって無効となり、第一次バロン戦争が勃発しました。



ジョン王が赤痢で急死したあと9歳で即位した息子のヘンリー3世治下、法典の改訂版を再発行し、これがバロン戦争終結後の1217年にカンタベリー大司教の仲介で結ばれた和平協定の元となり、この時からこの法典が「マグナカルタ」と呼ばれるようになりました。
さらにその後、時の王による幾多の改訂や忘れられていた時代を経て、法的に守られていたのが貴族だけだったのが、全市民に拡大され、全ての人民が法の保護を受けられるようになりました。



マグナカルタは中世のイングランドで最も重要な書類であるばかりでなく、今に続く英国の法治制度、議会制度などの土台となったほか、アメリカ独立宣言文書、世界人権宣言、ヨーロッパ人権条約、また難民、女性、児童、同性愛者などの権利を守る法律、条約など世界中の多くの国の法律がマグナカルタに深く影響を受けたといわれています。



エキシビションではマグナ・カルタが歴史上どのように活用され、また乱用されてきたかが数々の資料を通して明らかにされています。



13世紀に送稿された法典が今に生きているのは、マグナカルタによって「すべての民の自由」が法的に守られてきたからこそなのだと思います。
悪名高く嫌われ者だったジョン王ですが、その悪王ぶりが結果的にこんなかけがえのない偉大な功績を残すことになったのは皮肉な話です。





にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

ランキングに参加してます。 (ここ) をクリックしてもらえたら嬉しいです☆


                     kkkk.jpg 

theme : 歴史
genre : 学問・文化・芸術

Barbican Conservatory‏

ロンドンのBarbicanセンターへ行ってきました。
バービカンは戦後復興計画によって建てられた約40エーカーに及ぶ巨大建築群。
ドイツ軍の空爆によって焼け野原となった一帯は、荒々しいコンクリートによる立体都市として再開発されました。



1950~70年代にかけて流行した「ブルータリズム」という、コンクリートを多用した近代建築はバービカン=砦というラテン語の名称が示すように灰色のいかつくて威圧的な感じのする外観が個人的にはあまり好きではありませんが、そんなコンクリートジャングルの中に秘密のガーデンがあると知って行ってみたかったのです☆



中はこんな感じ。
思っていたよりもずっと奥行きがあって広かったです。
人口の池まであって、鯉や亀もいました。


        1-IMG_2121.jpg

        1-IMG_2150.jpg

        1-IMG_2125.jpg

        1-IMG_2138_20150413055655dab.jpg

        1-IMG_2127.jpg



あんまりその存在が知られていないのかすごくすいていました。
都市の中にあるのに喧騒とはほど遠く、コンクリートの建物があちこちたくさんの植物でおおわれている様子はまるで文明が滅びた後の場所みたいで、ちょっと悲しいような切ない気持ちになりました。


    1-IMG_2144.jpg

    1-IMG_2142.jpg



一般へのオープンは毎週日曜日のみ。(イベントが開催される際は一般公開されないので、事前にウェブサイトをチェックされた方がいいかも)
温室なので雨の日の日曜日の散歩におすすめです。






にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

ランキングに参加してます。 (ここ) をクリックしてもらえたら嬉しいです☆


                                           imagesCA6L0EQG_20150413055815733.jpg  
   

theme : イギリス生活
genre : 海外情報

03 | 2017/04 | 05
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

swallowtail*

Author:swallowtail*
        

ご訪問ありがとうございます。

2000年からロンドン在住です。
(メキシコに住んでいた時期もありましたが)
ささいな日常の中でみつけた素敵なことを↓↓↓
     
   ☆カフェ・レストラン
   ☆美術館・博物館
   ☆雑貨・おもちゃ
   ☆食べ物
   ☆飲み物
   ☆動物
   ☆植物
   ☆建築
   ☆季節
   ☆モザイク
   ☆街歩き
   ☆ドア
   ☆イベント・行事
   ☆宝探し                        
   ☆イギリス旅行記
   ☆フランス旅行記

      ブログにします。

最新記事
最新コメント
ハムスターが住みはじめました↓
画像のどこかをクリックしてみてください☆
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
フリーエリア
☆トリップアドバイザーに お勧めブログとして認定されました☆
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。