スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

William Morris Gallery

William Morris Gallery へ行ってきました。
他の博物館と違って、 Walthamstow というロンドンの中心部から少し離れたところにあります。



        3475981664_212f208e24_o.jpg




この博物館はウィリアム・モリスが幼少期を過ごした家が博物館として1950年から一般公開されています。
展示物の数はそれほど多くありませんが、彼のデザインした壁紙、織物などのテキスタイル、家具、ステンドグラス、陶器、タイルをはじめ、交友関係、影響を受けた絵画など、作品や人物をたどれる展示がされています。



              P1010705.jpg


              P1010721_20130526094758.jpg



植物、花、鳥などのイギリスの豊かな自然をモチーフとした幾何学的なデザインや色彩が素敵で時代を超えて今も世界中で愛され続けている理由がわかるような気がしました。



    41222-small[1]   2029615330_aa5154bf8c[1]   williammorris-tulip[1]

    williammorris-trellis[1]    PeonyGardenWP8314-2-FULL[1]    m01-WmMorrisWallpaper[1]

    47417575_1b3c7d2d5f[1]    2434773106_30c3852a03[1]    williammorris-pimpernel[1]
        





ウィリアム・モリスは産業革命の成果により工場で大量生産された粗悪な商品があふれるようになったヴィクトリア朝のイギリスで、自然との調和に基づいた手仕事を尊重し、手仕事によって人間性を回復させ、創造の喜びを味わう術としての労働を位置づけ、生活と芸術をひとつにしようとした「アーツ・アンド・クラフト運動」の中心人物です。





ウィリアム・モリスの運動自体は結局手の込んだ高価な製品を作ることになってしまい、裕福な階層にしか使えなかったという批判もありますが、生活と芸術を一致させようとしたウィリアム・モリスのデザイン思想とその実践は各国にも大きな刺激を与え、アール・ヌーヴォー、ウィーン分離派、ユーゲント・シュティールなどの美術運動にその影響が見られるといわれています。





また、生活を芸術化するために社会を根本的に変えることが不可欠だと考えたウィリアム・モリスはマルクス主義の熱烈な信奉者だったことでも知られています。





そして、工芸デザイナーや思想家として以外に詩人としても実業家としてもそれぞれの分野で大きな業績を残しました。
ウィリアム・モリスが62歳で死去したとき、医者はその死因を「ウィリアム・モリスがウィリアム・モリスであったこと」と言ったという逸話は有名です。
過労死のようなものでしょうか。
普通の人なら一生をかけてもできない偉業を身体に無理を強いながら 人の何倍も濃い人生を送ったウィリアム・モリスだからこその逸話だと思います。





多岐にわたる才能に恵まれ、そしてそれをかたちにできるだけの経済力や環境や時代にも恵まれた幸せな人だったんだなぁと 思います。










余談になりますが、「ウィリアム・モリス」という名前のバラの花があります。
アプリコット色にサーモンピンク色を重ねたような優しい色合いで、フォーマルロゼットと称される整った花弁の重なりが美しいバラです。↓↓↓


               William20Morris[1]














にほんブログ村 海外生活ブログへ
ランキングに参加してます。文字をクリックしてもらえたら嬉しいです☆

                               043b9fe411c33184[1]
スポンサーサイト

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけ表示を許可する

07 | 2017/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

swallowtail*

Author:swallowtail*
        

ご訪問ありがとうございます。

2000年からロンドン在住です。
(メキシコに住んでいた時期もありましたが)
ささいな日常の中でみつけた素敵なことを↓↓↓
     
   ☆カフェ・レストラン
   ☆美術館・博物館
   ☆雑貨・おもちゃ
   ☆食べ物
   ☆飲み物
   ☆動物
   ☆植物
   ☆建築
   ☆季節
   ☆モザイク
   ☆街歩き
   ☆ドア
   ☆イベント・行事
   ☆宝探し                        
   ☆イギリス旅行記
   ☆フランス旅行記

      ブログにします。

最新記事
最新コメント
ハムスターが住みはじめました↓
画像のどこかをクリックしてみてください☆
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
フリーエリア
☆トリップアドバイザーに お勧めブログとして認定されました☆
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。