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鉄の女

4月8日に「鉄の女」の異名をとったマーガレット・サッチャー元首相が亡くなりました。
そして明日は彼女の葬儀が行われます。


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サッチャー元首相は総選挙に3度勝利し、第二次世界大戦後の英政界では最長となる約11年半首相を務め、「英国病」とも呼ばれた経済の停滞を規制緩和や国有企業の民営化などの政策によって活性化させましたが、その改革が金融に重きをおくあまり、製造業を弱体化し多くの失業者を生んだり、貧富の差を大きくしたとの批判もあり、彼女の政策に関しての評価はイギリスの世論を二分します。
特に低所得者や失業者の間には急進的すぎる構造改革で「弱者を切り捨てた」とする批判が今も根強く残っています。



サッチャー元首相が亡くなった後、死去を祝ったパーティーがあちこちで開かれたといいます。
そしてサッチャー元首相に対して批判的な感情をもつ人たちが、インターネットを通じてダウンロードを呼びかけたため、オズの魔法使の挿入歌である「鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ」が英国の音楽ヒットチャートで急上昇したのだそう。
また、葬儀が国葬並みの扱いとなることに反発をする人たちによる葬儀当日の妨害も予想されています。



甘いといわれるかもしれないし、きれいごとにしかすぎないかもしれないし、政治のことを何もわかっていないと非難されるかもしれないけれど、それでも憎むべきは政策であって、批判を受けながらもひとりの人間が一生懸命になって何とか国をよい方向へ動かそうとしたという事実はもっと評価されてもいいのにと思う。
サッチャー元首相は妥協を嫌い、不人気な政策も果敢に進めたといいます。
結果的に負の側面もたくさんあったにしろ、自分の信念を貫くために「鉄の女」にならざるを得なかった彼女の苦悩がもっと理解されてもいいのにと思う。



残念ながら私が生まれ育った日本という国にはこんなにも国民から憎まれるほどに身を挺して国をひっぱっていこうとした政治家はいなかったから。



4月17日にロンドンのセント・ポール大聖堂で執り行われる葬儀ではどうか静かに送り出してあげてほしいと思う。
認めたり理解したり考え方を変えたりなんてしなくてもいいけれど、たった1日だけ「敵もなかなかよく闘った」と讃えることができた時にこの国はもっと前に進めるんじゃないかなと思うから。




やっといろんなことから解放された死者を安らかに眠らせてあげてほしいと思います。









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