土曜日は「Charmouth」という街へ友達と化石を探しに行ってきました。
ロンドンから電車で片道3時間ほど。
化石というと「Lyme Regis」という街が有名ですが、行ってみたところ化石がとれそうな所がなかったので地元の人にアドバイスを仰ぎ、車でさらに15分ほど先にある「Charmouth」という街まで足をのばしました。
写真のような切り立った崖が続くイギリス南部の海岸は、150キロほどの距離にわたり、2億年から1億4千年前の地層が存在することからジェラシックコースト(The Jurassic Coast World Heritage Site)と呼ばれています。
今でもアンモナイトなどの化石がたくさんみつかり、2001年には「ドーセットと東デヴォンの海岸」(Dorset and East Devon Coast)と言う登録名で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
予報では雨だったのに朝はどんよりとしていたお天気がどんどん回復していって向こうへ着いたころには快晴になりました☆
ちゃんとハンマーも持参して臨みました。
そしてこれが戦利品。
同じようなものをもうひとつみつけました。
それからこれも。
小さいけれど黄鉄鉱化したアンモナイトの化石なのだそう。
まるで金属でコーティングされたかのような不思議な化石です。
ジェラシックコーストは黄鉄鉱化石の産地として有名なのだそう。
硫化水素に富んだ酸素の少ない海底などではアンモナイトなどの殻の石灰成分が長い年月をかけて硫化水素や海水と反応して黄鉄鉱に置換されることがあるそうです。
また酸素の少ない海底では微生物による分解なども進行しにくい為、保存状態のよい化石がみつかることが多いようです。
ちゃんと潮の満ち干きの時間帯を調べず勢いで電車の切符を予約してしまっていたので、到着したのはベストとはいえないタイミングだったものの、何とか化石をみつけることができて大満足です。
せっかく片道3時間かけて行ったので手ぶらで帰ることにならなくてよかった
おまけ 化石の街といわれるだけあって「Lyme Regis」という街でみかけた街灯はアンモナイトをモチーフにしたこんなかわいらしい形をしていました。
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